Ozeギタースクール

2020年8月16日3 分

レッスン中にする話(音楽の理屈編)

レッスン中、天気の話をすることもあれば、恋愛の話、仕事の話、グルメの話(駒込グルメよろこんで!)

いろいろな話で脱線することもあれば、まったくしないこともあります(人によります)

これも人によるので、全員にではないのですが、

そもそも音楽ってどんなものか、というのを個人的な見解を多めに含みお話することがあります。

ギターって、開放弦から22ftか24ftまで(一般的なエレキギター)

ありまして、24だとちょうど2オクターブ分です。

(1オクターブは(周波数比2:1の音程)だそうですウィキペディア調べ)

ざっくりいうと、ドレミファソラシド 低いドから高いドまでが1オクターブ

6弦1本で弾くと開放から、12ftで一周、低いミから高いミまで弾けます。

ギターの指板上で、二つ点が打ってあるのは、ここが区切りだということですね。

ボディよりで、何フレットか、初心者のころは見つけづらいのですが、

まず12フレットを覚えるというのがおすすめです。

で、ここで出てくる12という数字

これが、キーワードです。

あまり考えたことないかもしれませんが、

ドレミファソラシド という音階(イメージしやすいので、ドレミで)

低いドから、高いドまでを12分割した音(半音)を

全全半全全全半 という呪文でならべると(笑)この音階ができるという

法則でなりたっています。

全というのは、半音2個分の長さ。

(12個の半音という最小単位を、組み合わせて7音パターンを作る。音階は、7音が多いですが、もっと多いのも少ないのもあります。)

これは、ギターに限らず、現代の音楽で標準となっています。

さらに興味があれば十二平均律 と検索

ちなみにピアノも、白鍵 黒鍵、合わせて12個です。

あつかっていることは同じ。

【ただ、ピアノにできなくてギターにできることがあります。

12分割した音、のさらに間の中途半端な音を出すことは、

ピアノには難しいです(アバンギャルドな演奏法ではできますが...一般的には)

真ん中のドを、弾いて、微妙にもうちょい高く・・・とはできません。】

ピアノの鍵盤が、白と黒に分かれているのは、ドレミファソラシド(Cメジャースケール)を基準に見えるようにできているため(だと思うのですが、違いますかピアニスト!?)

ギターはCメジャースケール見えにくいのですが、長い目でみると

がんばってピアノと同じく、模様として音の並びが見えるように覚えると便利です。

ただ、これも目指す演奏スタイルによります。

こういう面倒なことを考えないでも弾けるのがギターの良さでもあるので、

全員におすすめではないです。

細かいところはよくわからないけど弾けるのが、ギターの良さ

楽器ごとにイメージってあると思うのですが、

ピアノより、ギターのほうがやんちゃな感じしませんか?

これは、音程が曖昧なこと(少し弦引っ張っただけで、音程狂います)

ノイズ成分が多いこと(ピックでザクっと弾いた音など)

ファジーな要素が、そのイメージを作っているともいえますね。

学生時代、数学苦手でしたし、好きでもなかったですが(笑)

音楽の世界って、かなり数学的だと言われてます。

いろんなとらえ方があるので、

わたしはこう思うんです。。というのを聞かせてもらえると

うれしいです。