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ステンレスフレットは有りか無しか

  • 執筆者の写真: Ozeギタースクール
    Ozeギタースクール
  • 2023年9月30日
  • 読了時間: 3分

メインで使っているエレキギターをメンテナンスに出してきました。


ギターメンテナンスのなかでも、大がかりなフレット交換です。

納期も金額も、なかなかのもので、

そこそこのギター1本買えてしまう見積でした(笑)


8年がんがん、ライブにレコーディングに使ってるので、

限界を感じてましたが、

メインなので、使いたい機会も多く

一か月ちょいかかるのは、タイミング難しく

しばらく、リハもライブも無い、今!というところで

持っていきました。


そんなフレット交換なのですが、

通常、素材が少し柔らかい金属のニッケル合金のものが

多く使われます。


昔から使われる、一般的な材なので、聞き馴染みあるサウンドです。

加工もしやすいそうで、扱いやすい。

なので、ほとんどのギターに使われます。


ニッケルのものは、使っていると削れてきます。 削れると、デコボコになったり、頂点の山が曖昧になるので、ピッチが悪くなったり しっかり押さえないと音が出ないなど、 不具合が生じます。

また使っていると、曇りが出ます。

磨けば戻りますが、けっこうすぐ曇ります(笑)



対して、今回私のギターに搭載されるのは、ステンレスフレットというもので、

固い金属です。


数年前に一本ステンレスフレットにしたものを使っているので、

今回、迷わずステンレスにしました。


利点としては、削れないというのが一番言われますが、

実は、いつでもツルツルでピカピカ状態なのが、

楽ってのが、個人的一番の利点です。


ただ、固い金属なため、サウンドも固くキンキンすると

言われますし、

たしかにそう感じます。


ヴィンテージ系の音作り、

オーガニックなサウンドを目指すなら、確かに気になるかも・・・


私の手持ちギターでも、

ES-335なら、ステンレスにはしません。


ブルースロック~ハードロック、ヘヴィメタルな方向歪みメインなら、

エフェクター、アンプ、シールドで調整できる範囲かなと個人的には思います。


なんなら、ワイヤレス使って、アンプシミュレーターでライン出し、

みたいなライブ機材使ってるので、

まったく問題ないです。


絶対シールド!

くらいこだわる人なら、ステンレスは要検討でしょうか。



と、ステンレスフレットがどうなのか書いてみましたが、

けっこう弾く人じゃないと、フレット交換まで行くの結構年数かかると思います。

なので、ギター本数持ってる人、

それほど弾かない人の場合、一度も交換しないで終わることもありますね。


以前勤めてたギター教室の貸しギター、いろいろな人が、

ひたすらローポジションを弾くので(初心者多いため)

Dの形で、すごくえぐれてました。

ただ、エントリーモデルのギターならフレット交換代金が新品価格上回ってしまうので

逆にもったいなくなりますね。

あのギターはどうなったのか・・・

メンテが必要なくらい、がんがん弾き倒しましょう!









 
 
 

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