メインで使っているエレキギターをメンテナンスに出してきました。
ギターメンテナンスのなかでも、大がかりなフレット交換です。
納期も金額も、なかなかのもので、
そこそこのギター1本買えてしまう見積でした(笑)
8年がんがん、ライブにレコーディングに使ってるので、
限界を感じてましたが、
メインなので、使いたい機会も多く
一か月ちょいかかるのは、タイミング難しく
しばらく、リハもライブも無い、今!というところで
持っていきました。
そんなフレット交換なのですが、
通常、素材が少し柔らかい金属のニッケル合金のものが
多く使われます。
昔から使われる、一般的な材なので、聞き馴染みあるサウンドです。
加工もしやすいそうで、扱いやすい。
なので、ほとんどのギターに使われます。
ニッケルのものは、使っていると削れてきます。
削れると、デコボコになったり、頂点の山が曖昧になるので、ピッチが悪くなったり
しっかり押さえないと音が出ないなど、
不具合が生じます。
また使っていると、曇りが出ます。
磨けば戻りますが、けっこうすぐ曇ります(笑)
対して、今回私のギターに搭載されるのは、ステンレスフレットというもので、
固い金属です。
数年前に一本ステンレスフレットにしたものを使っているので、
今回、迷わずステンレスにしました。
利点としては、削れないというのが一番言われますが、
実は、いつでもツルツルでピカピカ状態なのが、
楽ってのが、個人的一番の利点です。
ただ、固い金属なため、サウンドも固くキンキンすると
言われますし、
たしかにそう感じます。
ヴィンテージ系の音作り、
オーガニックなサウンドを目指すなら、確かに気になるかも・・・
私の手持ちギターでも、
ES-335なら、ステンレスにはしません。
ブルースロック~ハードロック、ヘヴィメタルな方向歪みメインなら、
エフェクター、アンプ、シールドで調整できる範囲かなと個人的には思います。
なんなら、ワイヤレス使って、アンプシミュレーターでライン出し、
みたいなライブ機材使ってるので、
まったく問題ないです。
絶対シールド!
くらいこだわる人なら、ステンレスは要検討でしょうか。
と、ステンレスフレットがどうなのか書いてみましたが、
けっこう弾く人じゃないと、フレット交換まで行くの結構年数かかると思います。
なので、ギター本数持ってる人、
それほど弾かない人の場合、一度も交換しないで終わることもありますね。
以前勤めてたギター教室の貸しギター、いろいろな人が、
ひたすらローポジションを弾くので(初心者多いため)
Dの形で、すごくえぐれてました。
ただ、エントリーモデルのギターならフレット交換代金が新品価格上回ってしまうので
逆にもったいなくなりますね。
あのギターはどうなったのか・・・
メンテが必要なくらい、がんがん弾き倒しましょう!
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