top of page
  • 執筆者の写真Ozeギタースクール

レッスン中にする話(音楽の理屈編)

レッスン中、天気の話をすることもあれば、恋愛の話、仕事の話、グルメの話(駒込グルメよろこんで!)

いろいろな話で脱線することもあれば、まったくしないこともあります(人によります)


これも人によるので、全員にではないのですが、

そもそも音楽ってどんなものか、というのを個人的な見解を多めに含みお話することがあります。


ギターって、開放弦から22ftか24ftまで(一般的なエレキギター)

ありまして、24だとちょうど2オクターブ分です。

(1オクターブは(周波数比2:1の音程)だそうですウィキペディア調べ)


ざっくりいうと、ドレミファソラシド 低いドから高いドまでが1オクターブ

6弦1本で弾くと開放から、12ftで一周、低いミから高いミまで弾けます。


ギターの指板上で、二つ点が打ってあるのは、ここが区切りだということですね。


ボディよりで、何フレットか、初心者のころは見つけづらいのですが、

まず12フレットを覚えるというのがおすすめです。


で、ここで出てくる12という数字


これが、キーワードです。


あまり考えたことないかもしれませんが、

ドレミファソラシド という音階(イメージしやすいので、ドレミで)

低いドから、高いドまでを12分割した音(半音)を

全全半全全全半 という呪文でならべると(笑)この音階ができるという

法則でなりたっています。

全というのは、半音2個分の長さ。

(12個の半音という最小単位を、組み合わせて7音パターンを作る。音階は、7音が多いですが、もっと多いのも少ないのもあります。)



これは、ギターに限らず、現代の音楽で標準となっています。

さらに興味があれば十二平均律 と検索


ちなみにピアノも、白鍵 黒鍵、合わせて12個です。

あつかっていることは同じ。


【ただ、ピアノにできなくてギターにできることがあります。

12分割した音、のさらに間の中途半端な音を出すことは、

ピアノには難しいです(アバンギャルドな演奏法ではできますが...一般的には)


真ん中のドを、弾いて、微妙にもうちょい高く・・・とはできません。】


ピアノの鍵盤が、白と黒に分かれているのは、ドレミファソラシド(Cメジャースケール)を基準に見えるようにできているため(だと思うのですが、違いますかピアニスト!?)


ギターはCメジャースケール見えにくいのですが、長い目でみると

がんばってピアノと同じく、模様として音の並びが見えるように覚えると便利です。


ただ、これも目指す演奏スタイルによります。


こういう面倒なことを考えないでも弾けるのがギターの良さでもあるので、

全員におすすめではないです。



細かいところはよくわからないけど弾けるのが、ギターの良さ


楽器ごとにイメージってあると思うのですが、

ピアノより、ギターのほうがやんちゃな感じしませんか?

これは、音程が曖昧なこと(少し弦引っ張っただけで、音程狂います)

ノイズ成分が多いこと(ピックでザクっと弾いた音など)


ファジーな要素が、そのイメージを作っているともいえますね。



学生時代、数学苦手でしたし、好きでもなかったですが(笑)

音楽の世界って、かなり数学的だと言われてます。


いろんなとらえ方があるので、

わたしはこう思うんです。。というのを聞かせてもらえると

うれしいです。











最新記事

すべて表示

Ozeギタースクールの関口です。 先日、妻の職場の方の息子さんから ギターを弾いてみたいのだけど、左利きとのことで相談を受けました。 これまで生徒さんから左利きでという相談を受けたことは 何度もあり、その都度、メリット、デメリットをお話して選んでもらってきました。 私自身は右利きですので、本当のところはどちらがいいのか実感としてはわかりません。 あくまで主観的に、思うところをまとめてみます。 まず

Ozeギタースクールの関口です。 ギターを弾ける方で、講師になりたいと志望される方は多いです。 そこで、実際にギター教室を運営しております関口がどうすればギター講師になれるのかをお伝えしたいと思います。 ギター講師に、特に資格はいりませんので、 ギターの先生です、と名乗り生徒が集まれば先生です。 生徒より、少しでも上手であればレッスンは成立します。 (生徒側に教わる気があれば。 実際、教わる気がな

ギター教室を運営しているものとしては、まったく得をしない話をしてみたいと 思います。 ギターレッスンを受け始めるのは分かるけれど、 いったいいつまで続けるものなのか?・・・です。 辞め時の話ですね。 これは、出来ればあまり考えないでいただければ助かりますが(笑) 何か月継続するかでトータルコストが変わってくるわけです。 レッスンさせていただく立場からは、 2年程度といつもお話しています。 例として

bottom of page